一塁はセーフだったのに、戻る途中でタッチされてアウト。判定が変わったのではなく、一塁到達後の別のプレーが理由になることがあります。
ポイントは「二塁へ進もうとしたか」
一塁を踏んで走り抜け、そのまま直接戻る場合と、二塁への進塁を試みた場合は区別します。後者では、塁を離れた状態でのタッチと適法なアピールがアウトの判断に関わります。「一塁を越えたから」「左を向いたから」だけで自動的にアウト、と覚えないことが大切です。
具体例:セーフのあと、二塁を狙って引き返した
0死・走者なし。打者走者が一塁を正しく踏み、セーフになりました。ボールはインプレーで、一塁手が保持しています。走者は走り抜けたあと二塁へ進もうと踏み出しましたが、思い直して一塁へ戻ります。その帰塁前に、保持球の入ったグラブでタッチされ、守備側の適法なアピールが認められた、という設定です。

走り抜けと進塁の試みを分けて考える

二塁へ踏み出したあとに「やっぱり戻る」と考えても、その意思だけで安全が確定するわけではありません。進塁の試み、タッチ時の接塁、球の保持、アピールを順に確認します。
観戦・振り返りで確認したいこと
- 走り抜けた直後から、帰塁までを続けて見る。
- 首の向きやセリフだけでなく、足運びも確認する。
- タッチの瞬間に走者が塁へ触れていたかを見る。
- 一枚の静止画で分からない部分は、分からないままにする。
チームで共有するなら、「どちらを向いた?」だけではなく「どの場面で進塁を試みたと見える?」と話し合うと、判断の違いを整理しやすくなります。
よくある疑問
歩いて戻ったことがアウトの理由ですか?
この例のポイントは歩く速さではなく、帰塁する前に二塁への進塁を試みたことです。
最初のセーフが取り消されたのですか?
この設定では違います。一塁への到達と、その後の走塁・タッチは別の場面です。
参考規則
WBSC 2026–2029 Fast Pitch公式規則の5.10.1(h)、5.10.3(a)(ix)とそのEffects、5.10.4(j)を参照しています。国内大会での適用は、当該大会で採用する規則をご確認ください。
この大会の結果をいち早く受け取りませんか?
Softball Times公式LINEでは、全国のソフトボール大会結果・練習のコツ・チーム情報などを配信中。
本文中の人物・プレー画像はAIによる再現イメージです。実際の試合の記録や判定の証拠を示すものではありません。






