グラブは走者に触れているのに、判定はセーフ。そんな場面では、ボールがどちらの手にあるかに注目してください。
ボールを右手に持ち、空の左グラブで走者に触れても、その接触ではタッチアウトになりません。守備側がボールを持っていることと、ボールを保持した手やグラブで走者に触れることは別です。
今回の場面:二塁へ戻る走者に空グラブでタッチ
1死、走者は二塁。投球後、塁を離れていた走者が戻ろうとしています。ボールはインプレーで、守備選手の右手にあります。
- 守備選手は、ボールの入っていない左グラブで走者に触れました。
- 接触した瞬間、走者の足はまだ二塁から離れています。
- ボールを持つ右手で触れられる前に、走者は二塁へ戻りました。
この例でセーフになる理由は「先にベースへ戻ったから」だけではなく、最初の接触が正規のタッチではなかったからです。

「持っている」と「タッチしている」を分けて見る
走者への正規のタッチには、ボールを確実に保持している手またはグラブで触れることが必要です。左右は関係ありません。左手にボール、右手が空なら、空の右手で触れても同じです。
一方、フォースプレーなどで塁そのものに触れる場面は別です。ボールを保持しながら足で塁に触れるプレーと、走者へのタッチを混同しないようにしましょう。
試合を見るときの確認ポイント
接触の瞬間だけでなく、その直前からボールを追うと理解しやすくなります。「どちらにボールがある?」「どちらで触れた?」の順で確認しましょう。
まとめ
グラブが触れたかだけでなく、そのグラブにボールがあるか。二塁への帰塁を例に、走者へのタッチを見分けるポイントを押さえましょう。
参考:WBSC 2026–2029 ファストピッチ公式規則 5.1.44「TAG」、5.10.4(h)(2)。
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アイキャッチの人物・プレー画像はAIによる再現イメージです。実際の試合の記録や、判定の証拠を示すものではありません。








