男子ソフトボール日本代表のキャプテンで高知パシフィックウェーブのエース高橋速水投手。高橋投手はワンステップの綺麗なフォームと抜群のコントロールがとても魅力な選手です。

今回は、高橋投手のピッチングを解説していきますので、ピッチャーをこれからはじめる方、特にワンステップの方は参考にしてみてください。(2分12秒〜)


〈出典:qooninTVさん〉
 

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ポイント

1、身体の向き

キャッチャー方向に飛んでボールをリリースするまでの間、身体の向きは真正面ではなく少し斜めを向いています。腕は回すというより身体の横で振り下ろす力を使って投げています。少し斜めにすることによって、スピードアップにも繋がりますので、スピードを上げたい方には重要な要素となります。

高橋速水ストレート前にジャンプ
少し斜めを向きながらキャッチャー方向へジャンプ

2、両腕の動き

両腕は、左右対称の動きをしていることがわかります。キャッチャー方向に飛ぶ際、投げる腕は頭より上に振り上げており、グラブ側の腕も同様に頭より上に振り上げています。先ほど身体の横で腕を振り下ろすという説明をしましたが、グラブ側の腕も同様に身体の横で振り下ろすイメージて投げましょう。

高橋速水ストレート高く腕を振り上げる
両腕高く頭の上に振り上げる

高橋速水ストレート左右対称の動きへ移す
振り下ろす動作に移していき

高橋速水ストレート左右対称の動き
左右対称の動きをしながら

高橋速水ストレート腕を振り下ろす
両腕を身体の横に振り下ろす
 

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3、体重移動

体重移動がスムーズに無駄がなく出来ていることによって、綺麗なフォームで投げれていることがわかります。イメージとしては、投げる方向に直線を引き、その線に沿って体重移動するイメージで前に飛びます。

また、その線に沿って、両腕・両足を動かしているので、無駄のない綺麗なフォームが実現出来ています。

4、コントロール

投げる側の腕でコントロールはせず、体重移動と膝の使い方でコントロールしています。

飛んで踏み込んだときに、踏み込み足の膝を投げたい方向へ前に出します。その時、上体は真っ直ぐにすることがポイントです。前かがみや後ろに倒れないように注意しましょう。

踏み込むときは踵(かかと)から地面に着地する意識を持つと膝が柔らかく使えて、投げたい方向へ出しやすくなります。

高橋速水ストレート左右対称の動きへ移す
踵(かかと)から地面に着地する

高橋速水ストレートブラッシグン
踏み込み足の膝を投げたい方向へ前に出す

高橋速水ストレートブラッシグン後
上体は真っ直ぐにする

高橋速水ストレートフィニッシュ
フィニッシュ

まとめ

・身体の向きは少し斜めを意識する
・両腕は左右対称の動きを意識する
・投球方向に直線を引き、その線に沿って体重移動をする
・体重移動と膝の使い方でコントロールする

この他にもウインドミルを習得するためには、ブラッシングや下半身の使い方、上半身と下半身の連動など様々なポイントが重要です。
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【プロフィール】
高橋速水(たかはし・はやみ)
右投げ右打ち/投手。高知県出身。岡豊高校、日本体育大学経て、高知パシフィックウェーブへ入団。日本代表のキャプテンをつとめる。

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