プロフィール
大学名 | 東海大学 |
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部活名 | 男子ソフトボール部 |
スポーツジャンル | ソフトボール |
所属人数 | 29人 |
活動場所 | 東海大学準硬式野球場 |
活動頻度 | 週5日(月・水・金・土・日) |
活動実績 | インカレ優勝 |
HP・SNS |
勢いと雰囲気で戦う
Q:チームの特徴(雰囲気やプレースタイル)を教えてください
A:東海大学は、打って勝つことを目指すチームです。現在、投手力が課題となっていますが、打撃を中心に勢いで勝つをテーマに取り組んでいます。練習では実践的な打撃練習を中心に行い、試合を想定しています。メンバーには状況に応じたバッティングの考え方を伝え、自分自身がどのようなプレーをすべきかを意識してもらっています。また、量をこなすための練習は、全体練習後の自主練習の時間に行っています。
勢いをつけるためには、雰囲気作りも重要です。各選手のモチベーションを高めるために、公式戦の前日にはマネージャーが作成してくれたモチベーションビデオを見ます。このビデオには、過去の公式戦の得点シーンや練習の様子、負けた時の悔しい瞬間などがまとめられています。選手たちはこのビデオを通じて、これまでの努力を振り返り、モチベーションを高めて試合に臨むことができます。また、試合前の円陣では声の出し方など、盛り上がるための工夫も行っています。
最近の試合では、負けていてもチーム全体で諦めず、誰かが勢いを引き出せるきっかけになるよう、必死に声を出しています。そうした努力が功を奏し、チーム内には素晴らしい雰囲気が広がっています。
投手陣の進化がチームの鍵、全国大会への挑戦
Q:目標やチーム作りについて教えてください。
A:目標は、全国大会であるインカレ出場です。そのためには、投手力の強化が不可欠です。そのため、日本リーグの選手が講師を務めるピッチャー講習会に参加し、選手たちは技術を習得する機会を得ています。この取り組みの結果、投手たちのスピードやコントロールの精度が向上しました。
チームの一番の持ち味はバッティングですので、バッティングを中心に練習を行っています。上位打線の能力は非常に高いため、下位打線がどのように上位につなげるかがポイントとなっています。勢いを出すためにも、各選手には自分自身のバッティングを大切にするよう伝えています。また、打者一人ひとりには役割があると考えており、練習でも自分の役割や立ち位置を考えるように指導しています。実際、私がサインを出さなくても求めているプレーを実行できるように、選手たちにはその能力を身につけてもらうようリクエストしています。
速球派ピッチャーに対するアウト戦略!意味のあるアウトを追求
Q:目標に向けて現時点で課題などあれば教えてください
A:チームの課題の一つは速球派のピッチャーに対する三振です。アウトになるとしても、三振ではない意味のあるアウトになる方法を模索しています。そのために、練習ではピッチャーに通常の位置よりも前に立って投球してもらっています。この練習により、選手たちの成果は個々に異なりますが、上達している選手もいます。
Q:今後の豊富を教えてください
A:まずはインカレ出場を目指し、その目標達成に向けて頑張っていきたいと考えています。インカレ予選に向けて、試合後に後悔の残らない準備を着実に進めていきたいです。また、今後の話として、私たちの代のメンバーが多くレギュラーとして出場しています。私たちが引退後もチームに貢献できるような形で、しっかりと一部に残留してもらえるようなチーム作りを進めていきたいです。
【プロフィール】
金田 慎ノ介(かねだ しんのすけ) 長野県出身 高校時代は佐久長聖高校の野球部に所属。東海大学に進学後にソフトボール部所属し、外野手でインカレ出場に貢献。現在は学生監督としてチームを牽引。