【男子ソフトボール】京都産業大学 体育会男子ソフトボール部(京都府)部活紹介

京都産業大学 体育会男子ソフトボール部は昨年のインカレ準優勝校でありながら、どのチームよりもソフトボールを楽しむことを目標にしているチームです。「楽しむ」というワードはよく聞きますが、どのように楽しむ取り組みをしているのでしょうか?今回は三澄主将と水川副主将にお話を伺いしました。

プロフィール

大学名 京都産業大学
部活名 体育会男子ソフトボール部
スポーツジャンル ソフトボール
所属人数 22人
活動場所 華頂大学神山グラウンド
活動頻度 週6日(月・火・水・木・金・土)
活動実績  インカレ優勝
HP・SNS Instagram

【男子ソフトボール】京都産業大学 体育会男子ソフトボール部(京都府)部活紹介

楽しみと真剣さの融合

Q:チームの特徴(雰囲気やプレースタイル)を教えてください
A:
三澄主将:
京都産業大学ソフトボールチームの特徴は、サークルのようにソフトボールを楽しむことです。試合に出場する選手やベンチメンバーを含め、一人ひとりが活気にあふれ、全力で試合に臨んでいます。ただ楽しむだけでなく、各選手が課題や目標を持ち、真剣にプレーに取り組んでいるため、スキル面も向上しています。

課題を早く克服するためには、アドバイスを受けることが重要です。そのため、選手同士のコミュニケーションが欠かせません。私たちは楽しむことが身についているので、先輩や後輩といった上下関係を気にせず、自由に意見を言い合える環境があります。たとえ1年生でも、4月に入学してすぐにミーティングで発言する姿勢を見せています。

水川副主将:
私は京都産業大学ソフトボールチームが大学の中でも一番楽しいチームだと思っています。入学した当初から雰囲気がとても良く、楽しむことに重点を置いたチームでした。しかし、私たちは単に楽しむだけではなく、勝利を通じて楽しむことを追求するように変わりました。練習で苦労することもありますが、試合に勝つ以上に素晴らしいことはないと思っています。

Q:変化のきっかけは何だったのでしょうか?
水川副主将:
変化のきっかけは、新しいチームで挑んだリーグ戦での結果です。私たちは予想外の4位に終わり、その結果を受けてメンバー全員で話し合いました。その結果、勝つことも重視するようになりました。

【男子ソフトボール】京都産業大学 体育会男子ソフトボール部(京都府)部活紹介

楽しさを軸にしたチーム作りの秘訣

Q:目標やチーム作りについて教えてください。
A:
三澄主将:
私たちの目標は、楽しむことです。インカレ優勝などの成績的な目標は設定していません。実際、全国大会での優勝経験がある選手は一部であり、ほとんどの選手は経験していません。昨年は準優勝しましたが、高校から全国優勝する難しさを痛感しました。また、スポーツ推薦でなく一般で入部した部員もいるため、プレッシャーを感じさせないように全国優勝などはあまり意識しないようにしています。私たちは一戦一戦を楽しむことを常に心がけています。

楽しむことによって、逆境に強くなり、ピンチをピンチと感じなくなります。それが結果的に逆境に強いチームになり試合での勝利につながっていると思います。
また、ソフトボールの上手さも楽しさに繋がると考えています。素晴らしいプレーをすることで楽しさを感じるし、思い描いたプレーができなければ楽しくありません。そのため、私たちは練習での意識を高めることに取り組んでいます。

この目標に取り組むにあたり注意しているのは楽しみながらも、ふざけたりゆるい空気になることには気をつけています。ありがたいことに、気づいたメンバーが空気を引き締めてくれるので助かっています。また、個々の意識が高く、自主練習の量も多いため、チーム作りにおいては現状苦労していません。

水川副主将:
私たちは目標を楽しむことに置いていますので、そのためにどうやって楽しむかを常に考えています。監督がメニューを考えるわけではないので、私たち自身が楽しむためには練習や試合をどう落とし込むかを考えて取り組んでいます。

【男子ソフトボール】京都産業大学 体育会男子ソフトボール部(京都府)部活紹介

楽しむことのバランス

Q:目標に向けて現時点で課題などあれば教えてください
A:
三澄主将:
3、4回生は長い間チームに所属しているため、京都産業大学のチームの特徴を理解しています。しかし、2、1回生の中には厳しい練習を経験してきた選手もいて、私たちが楽しくわいわいしている雰囲気に戸惑っている人もいます。先ほどもお伝えした通り、私たちは勝った上で楽しむことを意識していますので、そのギャップを感じる選手には、楽しむことの意味をしっかり理解してもらう必要があります。

水川副主将:
楽しむこととふざけることのバランス感覚は難しいと感じています。また、個々の感覚は考え方やスキルによっても異なるため、その考え方を調和させることは難しいです。基本的にはフィールドでプレーすることが楽しいと思っていますが、チームの雰囲気の中でベンチにいても楽しいと感じている選手もいるかもしれません。ですから、「試合に出たい」「試合で活躍したい」という意欲を持って、積極的に取り組んでほしいと思っています。

京都産業大学で1球でもソフトボールを楽しむ

Q:今後の豊富を教えてください
A:
三澄主将:
全日本総合の予選に出場する機会もありますので、それを通じて通常の試合ではできないチームとの対戦を楽しみたいです。また、西日本インカレやインカレ自体も最終日まで進出し、プレーを楽しみながら戦っていきたいです。

水川副主将:
私たち4回生は、公式戦が残り3試合となり、引退が迫っています。だからこそ、残りの時間を大切にし、1日でも1球でもソフトボールを楽しんでプレーしたいと思っています。公式戦が最終日まで続くように、今のチームでできるだけ長くプレーしたいという思いがあります。

【プロフィール】
三澄 優陽(みすみ ゆうひ) 主将
大阪出身 高校時代は興国高校で全国高等学校男子選抜大会ベスト16。京都産業大学では外野手としてインカレ準優勝、西日本インカレ準優勝に貢献。

水川 翔太郎(みずかわ しょうたろう) 副主将
大阪出身 高校時代は初芝立命館高等学校で活躍。京都産業大学では内野手としてインカレ準優勝に貢献し優秀打撃賞を受賞。

お取り扱いグローブ案内

取り扱いソフトボールグローブ
Softball Times公式オンラインストアは現役ソフトボールプレーヤー達が厳選したアイテムを取り扱うソフトボール専用オンラインストアです。大手メーカーにはない、メーカーがこだわり抜いたグラブなどの希少性の高いアイテムを提供しております。

Twitterでフォローしよう