目次
下半身の引きつけを意識する
ウィンドミルにおいて下半身の引きつけは球速をあげるために重要なポイントとなります。
意識するべきポイントを腕を回して投げる時と回さないで投げる時の2パターン解説していきます。
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腕を回さない時の引きつけ方
まずは、ブラッシングの練習をした時と同じフィームを作ってください。
身体:真横
顔:投球方向
グローブの手:投球方向にまっすぐ伸ばす
投げ手:12時の方向に伸ばしましょう。
歩幅:肩幅位に立ってください
この時今までと少し違うポイントとして、重心は右足に(左投げなら左足)にのせてください。
胸をはって、重力に従って腕は上から下に振り下ろしてください。
この時は重心は右足から左足へと一気に移していきます。
腕を素早く振り下ろすタイミングで重心は右足3割:左足7割位のイメージです。
腕の振り下ろしと同じタイミングで右足を引きつけていきます。
身体は今まで投球方向に対して、横を向いていたのが、少し投球方向を向くようになるので、左肩が外に開かないように意識してください。
開きすぎてしまうと、ブラッシングの時に腕が身体に当たらなかったり、逆に変な所に当たってしまいます。
右足の膝を左足の内股にぶつけるイメージで素早く引きつけてください。
今まで腰の使い方は気にしてなかったですが、リリースの瞬間素早く腰をきります。
リリースの瞬間、手首をボールの中心に力を入れてをボールを真下にきりますが、それと同時に腰も素早くきります。
ブラッシング・リリースした少し後に素早く腰をきるイメージです。
足の使い方は、右足を左足にぶつけるイメージです。
動作を行う手順は以下です。
この手順でほぼ同タイミングで出来るようになれば、いい球を投げる事ができます。
ブラッシング・リリース→腰をきる→右足を左足にぶつける
写真はブラッシング・リリースを足の引きつけより早くしてしまっているので、少し悪い例です。
この練習もグローブに向かって投げれば家でも出来るので時間があればやってみてください。
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腕を回す時の引きつけ方
次は腕を回す時の練習方法になります。まずは動画を見てイメージをつかんでいきましょう
意識するポイントは少しだけ異なってきます。
身体:真横
顔:投球方向
グローブの手:投球方向にまっすぐ 伸ばす
投げ手:3〜6時の方向に伸ばしましょう。
歩幅:肩幅位に立ってください
先ほどとは違い、重心ははじめ身体の中心で大丈夫です。
腕を回すときは、今までお伝えした通り始めは力を抜いてゆっくり回しましょう。
今まで、身体の重心は中心でしたが、投げ手が12時になるにつれ重心は少しずつ右足に移っていきます。
投げ手が12時の位置になると、重心は右足にタメをつくっている状態になります。
右手を振り下ろすと同時に、右足にためていた重心を一気に左足へ移し、移した勢いで右腕も振り下ろしていきます。
グローブは身体に引きつけていきますが、下半身の動きを取り入れると上半身だけの練習よりも身体が開きやすくなりますので、左肩が外に開かないように気をつけてください。
今までの練習とは異なり、腕のまわるスピードも違うので今まで以上に気をつけてください。
ここからは今までと同じで、右足の膝を左足の内股にぶつけるイメージで素早く引きつけてください。
先ほど同様イメージとしては、ブラッシングした少し後に素早く腰をきり、その後に右足を左足にぶつけるイメージです。
動作を行う手順のイメージは以下です。
この手順でほぼ同タイミングで出来るようになれば、いい球を投げる事ができます。
ブラッシング・リリース→腰をきる→右足を左足にぶつける
リリースと同時にグローブは胸に抱えましょう。
リリースした腕は投球方向にフォロースルーをします。
下半身の動きが加わる事によって身体のバランスが難しいですが、ジャンプしながら投げる時にかなり大事な要素になるので癖がつくまで練習しましょう。
まとめ
この記事では、下半身の引きつけ方について解説させていただきました。下半身は球速アップやコントロールに非常に重要なポイントとなるので、しっかり身につけていきましょう。
この他にもウインドミルを習得するためには、ブラッシングや下半身の使い方、上半身と下半身の連動など様々なポイントが重要です。
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【投手プロフィール】
波多野一輝(はたの・かずき)
神奈川県出身。明徳義塾相洋高等学校から東海大学に進み、投手としてインターハイ、インカレに出場。
【まとめて読みたい方】
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