同人数で3校が1位となる結果に
先日、ソフトボール日本リーグに多くの選手を送り込んだ高校ベスト10【女子編】を紹介させていただきましたが、今回は大学編をお送りいたします。
ソフトボール日本リーグに多くの選手を送り込んだ高校ベスト10は?【女子編】
一般的に大学の名門や強豪だと日本体育大学や東京女子体育大学等がありますが、実際日本リーグに所属している選手の出身校はどのようになっているのでしょうか。
1位 IPU・環太平洋大(岡山) 19人
1位 園田学園女子大(兵庫) 19人
1位 山梨学院大(山梨) 19人
4位 奈良文化女子短期大(奈良) 12人
4位 日本体育大(東京) 12人
6位 東海学園大(愛知) 11人
7位 中京大(愛知) 10人
7位 大阪国際大(大阪) 10人
7位 東京女子体育大(東京) 10人
10位 環太平洋大短期大学部(愛媛) 8人
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1位 IPU・環太平洋大 19人
2017年インカレ優勝校のIPU・環太平洋大。男女ともに近年力をつけてきている大学の1つだ。昨年までインカレ優勝がなかったにも関わらず多くの選手を日本リーグに輩出している。さらに、2017年に就任した山本清人監督の力量が初年から発揮され昨年インカレ初優勝する結果となった。今後どのような選出を輩出してくれるのか非常に楽しみだ。出身選手は神山みどり選手(トヨタ自動車)、海部 栞菜選手(豊田自動織機)等。
1位 園田学園女子大 19人
同じく1位は西の女王園田学園女子大学。第51回大会(2016年)は優勝し、第52回大会は準優勝と近年の成績も目立っている。インカレの成績だけでなく、多くの選手を日本リーグに輩出している。さらに出身選手は全て1部リーグに所属しておりソフトボール界を盛り上げてくれている。出身選手は古澤春菜選手(トヨタ自動車)、池田美樹選手(シオノギ製薬)等。
1位 山梨学院大(山梨) 19人
東日本の名門山梨学院大。インカレ優勝経験はないものの、同じ東日本地区の日本体育大学や東京女子体育大よりも多く選手を輩出しており、清水正監督の育成力の高さがうかがえる。出身選手は2017年盗塁王の舛田妃美呼選手(トヨタ自動織機)、土肥里奈選手(SGホールディングス)等。
ランキングからは外しているが、女子日本リーグ二部リーグであり、学生が主力のチームの甲賀健康医療専門学校(滋賀)が33人と卒業後は他のチームに所属する選手が最も多く、学業と平行してソフトボールができ、2部リーグとはいえほぼ学生のみのチームで日本リーグで戦うことによって、他の大学生よりも成長できる環境が整っているのではないだろうか。
まとめとして、日本体育大や東京女子体育大がもっと上位になる結果を予想していたが、予想とは異なる結果となった。一概には言い切れないが、日本リーグの所属選手は大卒の選手は高卒の選手よりも少なく、大学の専門によって進路に偏りがでてしまい、予想とは異なる結果になったのかも知れない。
大学では高校時代よりも将来のことについて考える機会と幅も増え、ソフトボール以外のことを学ぶ事によって、ソフトボール以外の進路や、やりたい事がほかに見つかり日本リーグへ進まない選手も多くいるであろう。なかには教員になり、指導者という形でソフトボールに携わるものもいるかもしれない。いずれにしろ、上位にランクインした大学の育成力は素晴らしいもので今後も、ソフトボール界をささえていってほしい。
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