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前回(【ソフトボール】配球術-中級編)は、ピッチャーが配球に対してどのように意識すればいいのかご紹介させていただきました。今回は配球術上級編ということで、「対戦相手1人ひとりの個性を分析して戦うこと」についてご紹介させていただきます。

【ソフトボール】配球術-基礎編
【ソフトボール】配球術-中級編

【まとめて読みたい方】
ソフトボール-ウインドミル習得 完全マニュアル

ソフトボールバッティングのシーン
 

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【1】試合前に分析する

分析するにあたり、試合のビデオを撮るようにしていきましょう。試合のビデオを撮った後、可能であれば全員で、最低でもバッテリーでビデオを見て分析しましょう。

いきなり1人ひとりの分析は難しいという方は、各バッターが引っ張りバッターなのか、流すバッターなのか或いは大型バッターか小技があるバッターなど、分類分けをしてください。各タイプ毎に強いコース、弱いコースの傾向があるので、各タイプのチームメイトに聞きながら分析してみてください。

タイプ別に分析することが出来たら、個人単位で分析していきます。相手がどのボールが得意でどのボールが苦手なのかを確かめていきます。ポイントはほとんどのバッターが得意なコースの近くに苦手なコースがあるということです。例えばアウトコース高めが好きな場合、アウトコースの低めが苦手、あるいはインコースの高めも振ってしまったり、アウトコース高めでも得意なコースがきたと思って高すぎるボールも振ってしまう選手もいます。

打ち方や、自身が投げて打たれた感覚などを思い出しながら分析していくことが大切です。

【2】一巡目で試していく

試合前の分析ができた後は、戦い方にフォーカスします。
試合の一巡目は、分析した情報をもとに1人ずつ相手が苦手だったと感じたボールを投げます。
その時の反応にもよりますが、まずは分析したコースに投げることが大切です。もちろん情報が合わない時もありますが、まずは事前に用意した作戦が正しいか相手と駆け引きして試してみましょう。
 

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【3】二巡目でそれ以外のコースも試していく

特に練習試合の場合、二巡目からは苦手なコースだけではなく、得意なコースの近くにある「バッターがついつい好きなコースだと思って振ってしまうコース」を探すためにチャレンジしながら投げていくことも大切です。どのようにして、得意なコースにボールがきたと思わせながらバットを振らせて、ボール球でカウントを取るか戦略をたてて実践することも大切です。

【4】まとめ

配球というのは十人十色で100%打たれないという保証はありません。たまたま振ったところが狙っていたボールだったという場合もあります。しかし、配球なしにはピッチングは語れません。

キャッチャーのみならずピッチャーが配球を考えることで、相手のバッターを混乱させることもできます。自信のあるボールで勝負することも大切ですが、まずは相手の特性を知ったり癖などを探って打たれる確率を減らしていくことが大切です。配球を考える力を磨いて頭一つ抜けたピッチャーを目指していきいましょう。

【プロフィール】
本庄 遥(ほんじょう・はるか)
兵庫県出身。宝殿中学校では全国ベスト4。創志学園高等学校に進学し、インターハイ優勝。立命館大学に進学後に、オーストラリアへ留学をし、「セインツ」でプレーをする。

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