こんにちは本庄遥です。
Softball Timesの新企画として本庄遥のピッチング講座を全5回にわけて皆さんにお伝えする事になりました。
これからピッチングを習得していきたい人、ピッチングにさらなる磨きをかけたい人向けの講座にしていきますのでぜひ参考にしてください。
まず、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。兵庫県出身で中学校では全国ベスト4。創志学園に進学し、インターハイ優勝した実績があります。その後、立命館大学に進学、オーストラリアへ留学しました。インターハイ優勝等実績はあるので、ピッチングを極めたい人たちの力になれればと思います。よろしくお願いいたします。
目次
本庄遥のソフトボールピッチング講座
第1回ストレートの投げ方
第1回は全ての基本となるストレートの投げ方について解説していきたいと思います。
ストレートのフォームが変化球のフォームにも繋がってくるのでピッチングを極める上で非常に重要になってきます。
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1、ボールの握り方は?
握り方は一般的なフォーシームにしています。手の大きさ等でいろいろな握り方があるので、いろいろ試してみてください。
2、投球フォームについて
私のフォームはかなりシンプルにしています。このフォームの1番の利点は「体力を消耗しないこと」です。
高校生の途中まで大きく振りかぶって全身を使って投げていましたが、体力を消耗せずに投げられるフォームにする為に試行錯誤していく中で、振りかぶる無駄な動きを無くしました。
私は小学2年生からソフトボールを始めましたが、フォームを変えた回数は正直数え切れません。何十人の指導者の方々に教えてもらったことを取捨選択して現在のフォームに至ります。これからピッチングを取得される方々も自分のポイントとする点がいろいろあると思いますので、いろいろと試行錯誤してみてください。
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3、投げてみましょう
次に写真を元に解説していきたいと思います。
まずセットポジションの時にキャッチャーを見ながら投げるコースを確認します。
タメを作るために一度目を逸らします。
この時に、頭を倒し過ぎると起き上がるときに腰に負担が掛かってしまうので、目線で自分の踏み込み足の場所を確認できるくらいの角度がちょうど良いでしょう。
ここまでの動きはあまり力みが出ないように上半身にはほとんど力を入れずに下半身の蹴り足を意識するようにします。
そこから後ろ足を思い切り蹴って前に飛び出します。
このときに前足はクロスになりすぎず、開きすぎないのがポイントです。
クロスになり過ぎると、無理やり腰を引き戻してこなければいけなくなるので、どうしても体に負担がかかります。
オープン過ぎると正面になりすぎてボールが丸見えで打ちやすくなってしまいます。(私もかなりオープンなので、気をつけています)
私が一番注意しているポイントは右腕(右投手の場合は左手)の角度です。
左右のコントロールは右手の位置(壁になる方の手)で決まり、上下のコントロールはどのタイミングでリリースするかが鍵になります。
最後は、両腕を同じタイミングで振り下ろして投げます。
ストレートを投げる時のポイント
1、2、3の流れで、「脱力(1)、脱力(1)、力入れる!(3)」とする事が1番の理想でボールに力が込めやすいです。
ただ、私はこれがあまり合わなかったのであまり脱力をせずに5〜6割くらいは力を入れて投げています。
まとめ
ピッチングには正解はありません。
16年間ピッチャーをしてきている私ですら、フォームは日に日に変わりますし調子もその都度変わります。
大切なのは、自分で取捨選択できる力です。
色んな方にフォームを見てもらったり勉強したりして、オリジナリティ溢れるピッチングフォームを生み出してくださいね。
この他にもウインドミルを習得するためには、ブラッシングや下半身の使い方、上半身と下半身の連動など様々なポイントが重要です。
Softball Timesでは『素人からわずか3年でインターハイベスト8を達成した非常識な最強ウインドミル習得法』をご提供しております。普通の指導者では教えてくれないそんなありえない上達法をあなたは知りたくはありませんか?
【プロフィール】
本庄 遥(ほんじょう・はるか)
兵庫県出身。宝殿中学校では全国ベスト4。創志学園高等学校に進学し、インターハイ優勝。立命館大学に進学後に、オーストラリアへ留学をし、「セインツ」でプレーをする。
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