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第5回ではポジティブな気持ちを言葉にするセルフトークについて解説させていただきました。今回のテーマは「集中力」。集中力の大切さは研究でも報告されています。集中力を上げるのが得意な人と不得意な人の特徴や、効果的な方法を解説させていただきます。

【第1回メンタルトレーニングとは】

【第2回自己分析】

【第3回目標設定】

【第4回セルフコントロール】

【第5回セルフトーク】

【第6回集中力】

【第7回コミュニケーション】

瞑想している写真
 

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集中力の必要性

試合で活躍するためには、いつも調子が良い状態をいかにして準備していくかということがポイントになってきますが、そのために、毎日の練習からスポーツメンタルトレーニングを実践していくことが重要です。その中でも、特に今回のテーマである「集中力」は、調子の波の原因を作っている大きな要因であることが研究で報告されています。

メンタルが強い選手は集中力を使いこなし、「自分のやるべきこと」に意識を集中できていると言えます。一方で、メンタルが弱い選手は集中力に欠け、頭の中が、「邪念や雑念」でいっぱいになっていると言えます。このような選手は、プレー中に悪い方向へ意識が傾き、マイナス思考からミスを引き起こす可能性を高めてしまいます。そして、なかなか気持ちが切り替えられずに負のスパイラルにはまってしまうのです。

集中力を上げるためには

ここでは、「自分のやるべきこと」に意識を集中するための方法を紹介していきたいと思います。

1.自分がコントロール出来る部分に集中する

1つ目は、「プラス思考」をトレーニングしていくことが重要です。「邪念や雑念」に捕らわれないためには、自分自身がコントロールできることとできないことを見極めましょう。

例えば、「審判のジャッジ、エラー、道具、観客、対戦相手、グラウンド」これらは、あなた自身がコントールできないことです。多くのメンタルの弱いマイナス思考の選手は、コントロールできないことに目を向け、集中力を失っていくのです。一方、「自分の行動、考え方、努力」これらは、あなた自身に関することであり、コントロールできることです。いかなる状況でもプラス思考でいるための考え方を身につけましょう。
 

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2.ルーティーン

2つ目は、みなさんがよくテレビなどで耳にする「ルーティーン」というテクニックです。

これも集中力を高めるためのテクニックの1つになります。イチロー選手が打席に入る前に行っている動作が有名ですが、1つ1つのルーティーン動作に意識を集中することによって、いつも通りのリズム(呼吸をいつも通り)を作り出し、頭の中の「邪念や雑念」を払い、集中力を高めていきます。

まずは、毎回の打席に入る前に自分が行っている動作を思い出してみましょう。それらの動作を練習の時から1つ1つ意識してその動作を行いメンタルを鍛えていきましょう。毎日の練習で「ルーティーン」をトレーニングしておくと、試合場面でも、いつも通りの集中した状態を作り出すことができます。また、前回紹介した「セルフトーク」も自分のやるべきことに集中するためのテクニックです。
これらの方法を毎日の練習からトレーニングし、試合本番でも実践してメンタルを鍛えていきましょう。

【トレーナープロフィール】
鮫嶋 優樹(さめじま・ゆうき)
神奈川県出身。東海大学体育学部出身。大学卒業後大学院に進学し、本格的にメンタルトレーニングを学ぶ。国体チームのメンタルトレーニングコーチをつとめ、講習実績も多数。

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